(7)南門→神道無念流練兵館跡

               


                       (4)元宮                (5)鎮霊社


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  ● (7)南門
         市ヶ谷方面最寄りの出入り口。  南門の狛犬は境内唯一の青銅製です。

                              



                              



  ● 手水舎(南門そば)
          1923年(大正12年)9月1日の関東大震災の時、境内に避難して助かった周辺住民が、震災の1
          年後に奉納したもの

                          


  ● 神道無念流練兵館跡
       幕末志士ゆかりの練兵館跡
          この練兵館(れんぺいかん)は、神道無念流(しんどうむねんりゅう)の剣客 斉藤弥九郎(さいとうや
          くろう)により、それまで俎(まないた)橋付近にあった練兵館が天保9年(1838)の火事で類焼したた
          め、この地に再建され、その後約30年間隆盛を誇った。
          練兵館には、高杉晋作、桂小五郎(木戸孝允)、品川弥次郎など幕末の志士が多数入門し、特に
          桂小五郎は剣の腕前も優れ、師範代もつとめている。
          また、伊藤俊輔(伊藤博文)も出入りしていたといわれる。
          なお、この練兵館は千葉周作(北辰一刀流)の玄武館、桃井春蔵(鏡新明智流)の士学館とともに、
          幕末三道場といわれている。

                          



  ● 三波石

                              



  ● 鳥居の中に元宮・鎮霊社がありますが、入ることはできません。
       (4)元宮
          この小さな社は、明治維新のさきがけとなって斃れた志士の霊を祀るため同士によって京都に建
          てられたもので、70年後の昭和6年(1931)に國神社に奉納され、この場所に移されました。
          国を守るために尊い生命を捧げられた方々の御霊を祀る國神社の前身となったことから、「元
          宮」と呼ばれています。
       (5)鎮霊社
          戦争や事変で亡くなられ、國神社に合祀されない国内、及び諸外国の人々を慰霊するために、
          昭和40年(1965)に建てられました。

                              



  ● 静かな参道を進むと、右側の柵の間から鎮霊社(左)・元宮(右)が並んで見えました。

                   



  ● 海軍経理学校正門敷石
       海軍経理学校の沿革
          明治7年(1874)10月、芝山内天神谷に設けられた海軍會計学舎は幾度かその名稱を変え明治
          40年(1907)海軍経理学校となった。
          この間校舎も数度位置を変えて、明治21年(1888)に築地の松平樂翁公邸の浴恩園跡に移り、
          更に昭和7年(1932)同じ築地の隅田川河畔(現在の勝鬨橋右岸)に移築された。
          昭和20年(1945)9月、71年間の歴史を閉じるまでの同校出身者は一萬名を超え海軍主計科の
          基幹要員として海軍戦力の一翼を担い輝かしい功績を挙げた。
          その間諸戦没事変に際会して國に殉じた者も多く、又軍務を離れても各界各方面で活躍し我が
          國の興隆発展に多大の貢献をしている。
                    昭和55年(1980)5月 浴恩会(海軍経理学校同窓会)

                 



  ● 守護憲兵之碑
        憲兵の任務は監軍護法に存したが、大東亜戦争中は更に占領地の行政に或は現地民族の独立指
        導に至誠を尽した。
        又昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲の戦火が靖國の神域を襲うや神殿を挺身護持したのも憲
        兵であった。
        然しその陰には異国の戦線に散華した幾百万の英霊と、いわれなき罪に問われ非命に斃れた同僚
        憲友があったことを忘れてはならない。
        靖國神社御創立100年に当る昭和44年(1969)4月6日この功績を顕彰し後世に伝承するため全国憲
        友会連合会より当社に同碑が奉納され、更に同会創立40周年の平成5年(1993)4月8日にはその記
        念事業として会員一同、建立当時を振り返り憲友幾万の心の碑であるこの碑が永久に護持され且つ
        靖國の御社頭の永遠なる御安泰を願って真心籠る多額の基金が寄せられた。

                 



  ● 参道を進み神池庭園方面へ。

                  




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                                 ● (入口へ) ●


  

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