お釜そばからのパノラマ(2) |
刈田岳からのパノラマ |
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● 蔵王連峰 奥羽山脈の一部を構成する連峰で、山形県と宮城県の両県南部の県境に位置します。 主峰は熊野岳(1,841m)で山形県側に位置し”日本百名山”では蔵王山と紹介されています。 蔵王と呼ぶ場合は、北を山形自動車道、東を東北自動車道、南を国道113、西を国道13で囲まれた地 域の山々や高原などの総称です。 活火山なので、新噴気口や火口湖の御釜が見られます。 沢山の温泉やスキー場も多く設置され、冬季も楽しむことができます。 ● 熊野神社(蔵王山神社) 持統天皇の朱鳥8年(694年)に、19才で山伏となった覚山が、諸国の名山霊地で修行を重ね、その 後修験の霊地として開拓したものだそうです。 * (右画像/熊野神社) ● 刈田岳神社 蔵王連峰は、古くからの山岳信仰の対象です。 平安時代中頃に、空海の両部神道を唱える修験者が修行するようになりました。 吉野の蔵王堂より蔵王権現を勧請してもらい、蔵王山頂にある刈田岳神社と麓の刈田嶺神社に併置 したことが、名前の由来だそうです。 ● お釜 蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なのでお釜という名前がつい ています。 太陽光線の当たり方で、さまざまに色を変えるため ”五色沼” とも呼ばれています。 湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、冬の樹氷とともに蔵王の象徴となっています。 今まで26回の噴火を繰返し最近は、明治28年2月15日に噴火しました。 五色岳断崖の崩壊により年々埋まり、昭和43年測深時では最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲 1,080m、東西径325m、南北径335m。 湖水は強酸性のため生物は生息できません。 水温は表面から10数メートルの深度で摂氏2度まで 下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖だそうです。 * (刈田岳神社)・・・(お釜) (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) ● アクセス バス・・JR山形駅→山交バス刈田駐車場行きで終点下車(1時間30分) (冬期運休) 車・・・東北自動車道白石IC・村田ICより蔵王エコーライン、蔵王ハイラインと進みます(70分) 山形自動車道・山形蔵王ICより約60分 秋保温泉より約80分 遠刈田温泉より約40分 蔵王温泉より約30分 上山温泉より約40分 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |