(画像をクリックすると、大きくなります) |
<< 三門−→中雀門 >> ● 三門 天文15年(1546年)建立。文禄4年に野火により焼失。 寛文9年(1669年)相州藤原貞通棟梁により、再建三間一戸総円柱二階二重門入母屋造り銅版葺き。 安永4年(1775年)12月に解体大改修され、その後昭和40年に大改修され現在に至る。 三門上には、十六羅漢木造を安置し、正面両側に仁王像を安置する。 三門とは、空門(くうもん/一切を空と観ずる) 無相門(むそうもん/迷いの煩悩を離れ悟りを得る) 無願門(むがんもん/真実を悟り願求するところがない) 三解脱門のことである。 この三解脱を得て本堂に向かう大切な門である。 仁王像 (佛法、伽藍守護の金剛神 阿吽像) (反対側) ● 中雀門(勅使門) 平成25年(2013年)建立(再建) 天正15年(1587年)後陽成天皇より勅願寺院の綸旨を賜り、勅願寺と成りました。 その折り、建立許可された門で、勅使門、別名(公家の門)と呼ばれ格式のある門で、建立時は、向 唐破風の門であった。 文禄4年(1595年)野火に合い消失する。 寛文9年(1669年)11月再建される。(唐破風門 消失不明)天保11年(1840年)4月再建される。 大正12年関東大震災にて倒壊し、再建。昭和41年9月、台風にて倒壊する。 昭和42年横浜東漸寺の山門を移築。(脇門にて現存) 中雀とは、南に向かって中庭に建てられている門で、永林寺では、本堂に向かう最後の門である。 平成25年4月 御開山一種長純大和和尚様四百五十回大遠忌法要を厳修させて頂きました。 この報恩記念事業として、中雀門再興(建立当時の向唐破風門)を計画致し、大本山総持寺勅使門を 基として、翠雲堂に設計建築をお願いし、平成23年より着工致し、平成24年完成、平成25年落慶法 要、再興致しました。向唐破風うの門を再興出来ました事、大変感謝致し、謹んで御礼申し上げます。 平成25年4月吉日 永林寺三十六世 小倉英利 記 (右側) (左側) (本堂側より) (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |