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5:05--------5:45--------------------------------------------------- (1)標識(一ノ之瀬方面左折)−釣り堀−標識(一ノ瀬・犬切峠方面へ)−鶏冠神社− −林道”一ノ瀬線”(直進ですが閉鎖されていたため右折して迂回しました)− −途中から(2)へ合流−次第に山道に−中島川橋登山口(右)を通過。 (閉鎖されていなければ直進し、まもなく作場平口に着きます) (2))標識(一ノ之瀬方面)直進−林道一ノ瀬線(右に急カーブする場所から入る)− −集落を通過し次第に山道に−中島川橋登山口(右)を通過。 −作場平口・標識(水干5.2KM)−−ベンチ−−”一休坂分岐” 標識(水干3.6KM)− 7:01-7:07--------------7:18---------------7:28--------------- −−”ヤブ沢・馬止分岐”標識(笠取小屋を経て水干3.2KM)−−標識・源流の道−− ---------------------7:39------------------------------7:57-------- −−笠取小屋−−雁坂峠・雁峠分岐−−分水嶺−−−笠取山・山梨百名山−−− ----8:26-8:38----------8:52-------8:55-8:57--------9:22-9:47---------- −−笠取山(1,953M) -----9:52-10:00 所要時間(休憩は含みません) 作場平口〜(ミズナラ林コース)〜笠取山小屋〜分水嶺〜笠取山・・126分 (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) |
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5:45 |
勝沼ICで下り、塩山方面へ。 大菩薩ライン(国道411・青梅街道)で柳沢峠を通過し、奥多摩・丹波山方面に向かいます。 柳沢峠から ”鶏冠山”に登れます。 標識(←一ノ瀬 奥多摩・丹波山↑)があります。 橋の袂に ”←一ノ瀬民宿村” の看板が立っているところを左折。 左手に釣り堀を見ながら進みます。 * (右折します)・・・(左手に釣り堀) ![]() ![]() ![]() 二股になり 標識”←高橋 一ノ瀬・犬切峠→” と 看板”一ノ瀬民宿村→” の所を右折。 鶏冠神社(左)を過ぎ、林道を ”犬切り峠” に向かいます。 峠に着くと”林道一ノ瀬線”の標識とゲ-トがあり、4月30日まで工事中のため車輌通行止めに。 仕方なく迂回路の標識に従い、右折し大回りをして作場平に向かいます。 途中から下記のコースへ合流し、次第に山道になり、中島川橋登山口(右)を通過。 (閉鎖されていなければ直進し、まもなく作場平口に着きます) * (右折します)・・・(鶏冠神社)・・・(林道一ノ瀬線) ![]() ![]() ![]() ●別コースで作場平口まで。 柳沢峠を過ぎ、標識(一ノ之瀬方面)を見ながら、そのまま直進します。 林道一ノ瀬線(右に急カーブする場所)から入り、集落を通過し次第に山道に入っていきます 中島川橋登山口(右)を通過。 * (林道一ノ瀬線に入っていきます)・・・(中島川橋登山口) ![]() ![]() ![]() |
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広く駐車場が何ヶ所もあります。 ここから ”一ノ瀬集落” まで1.6KMです。 ![]() ![]() ![]() 水干ゾーン(源流の道) 多摩川の源流である”水干・みずひ”を中心として、清流と森林を通じて川の誕生や森林 の働きを知っていただくためのゾーンです。 また笠取山(1,953M)方面への登山にも利用できます。 水源林のはなし 東京都の水道水源林は、多摩川の安定した水を確保するため、多摩川上流域の森林を 1901年(明治34年)から100年以上にわたり管理してきています。 範囲は、東京都と山梨県にまたがり東西31km南北20kmで面積は約21,600haにおよん でいます。 ”緑のダム”ともいわれる森林のもつ効用が十分に発揮できるように守り育てています。 ![]() ![]() |
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標識(←犬切峠 ↑一休坂分岐を経て水干5.2KM 中島川口1.8KM) カラマツ林の中の幅広い道を、一ノ瀬川沿いに緩やかに登って行きます。 ![]() ![]() ![]() 豊かな森を映す流れ 美しい流れとともに”緑色に輝く苔”が見えますか? この苔こそが、上流に広がる森林の豊かさの象徴なのです。 もし上流の森林が荒れ、あちこちに山崩れがあったり洪水が発生し岸が削られたりすると 大雨ごとに大変おおくの土砂が流れ出します。 この土砂が育ち始めた苔を削り取り、渓流は下の写真のように荒れた状態になってしまい ます。 このように源流部の渓流は、その上流に広がる森林を映す鏡であり、森林を守り育てると いうことは、渓流を守り育てることなのです。 ![]() ![]() 森と水 ちょっと森の中に入ってみませんか? 足元から、森の優しさが伝わってくるでしょう。森の下に、フカフカと足に優しく感じる土があ ることが”森は緑のダム”といわれるもっとも大きな理由となっているのです。 森に降った雨は、地表に茂る草や落ち葉などがクッションとなり優しく土の中にしみこみ、少 しずつ下の方に移動し、”地下水”となります。 地下水は、ゆっくりと土の中を移動し、やがて渓流に流れ出ます。 地下水の流れを支えるものが、フカフカとした土と、それを育てる森なのです。 人工林の話 少し空を仰いでみませんか。 まっすぐに伸び、天を突いて伸びているカラマツが目に入りましたか。 高さは30メートル以上もあります。 この辺りは以前荒地だったのでヒノキを植えましたが、冬の寒さのため多くが枯れてしまい ました。 そこで寒さを防ぐ目的で、寒さに強いカラマツを先に植え、育てたカラマツ林の中にヒノキを 植えたところ、うまく根付くことができました。 その後手入れをし、現在のような大きな林になりました。 このように人の手で植えられ、手入れをされている林を”人工林”と呼びます。 この辺りのカラマツは、1926(大正15)年に植えられたものです。 ![]() ![]() ![]() |
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標識(←ヤブ沢を経て水干4.1KM ↑一休坂(急登)を経て水干3.6KM 作場平口1.1KM→) 一休坂(急登)を経て水干に行くため、右折。 歩きやすい明るい道で、ササが増えてきます。 * (一休坂分岐) ![]() ![]() ![]() |
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(←ヤブ沢0.6KM ↑笠取小屋を経て水干3.2KM ↓一休坂分岐を経て作場平口1.5KM 馬止3.6KM→) 直進し、ミズナラの林を登っていきます。 * (ヤブ沢・馬止分岐) ![]() ![]() ![]() * (ヤブ沢方面)・・・(直進です)・・・(馬止方面 ![]() ![]() ![]() 急な登りではなく、明るく気持ちの良い道です。 ミズナラの天然林 目の前の太く立派な樹木は、ミズナラです。 森の母と呼ばれるブナとともに、日本の山地に広がる森林の代表的な樹木です。 ここに根をおろしてから、300年をこえているのではないでしょうか。 この森林は、ミズナラだけのように見えますが、ほかに数種類のカエデの仲間やリョウブ、 ブナ、コシアブラなど、多くの樹木が混ざっています。 そして、これらの樹木が多くの動植物を育て、”森林の豊かさ”を高めているのです。 ![]() ![]() ![]() |
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![]() ![]() ![]() 前回(2002.11.11)来た時は沢の水は冷たく、そばの草などから氷柱がたれていました。 山道が綺麗に整備され、水場があります。 ![]() ![]() ![]() |
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小屋2棟とトイレ・テ-ブル・ベンチがあります。 小屋の管理の人達が開けて、掃除などをしています。 笠取小屋 この稜線にある多くの山小屋は、大正年代以前に荒地の苗木を植えたり、その後の手入れ をするための基地として、東京市によって建てられ たのがその始まりです。 これらの小屋は当時、山で作業する人が泊まり込ん利用していたことから、森林小屋と呼ば れていました。 しかし林道が整備され、日帰りで仕事が出来るようになり、森林小屋との役目を終えたので 地元にその管理を移管することになりました。 このような山小屋は、登山者の利用に便利なだけでなく周囲の森林の異常をいち早く知り、 その手当てをするための基地をしても、大いに役立っています。 ![]() ![]() ![]() 標識(←水干1.5KM/笠取山・雁峠方面 ↓一休坂を経て作業平口3.2KM/一ノ瀬集落 シラベ尾根2.0KM/将監峠・雲取山方面→) 看板(水源地ふれあいのみち整備事業・源流のみち案内図)がたっています。 東京水道水源林 東京都水道局では、水道事業のために約2万ヘクタール(東京都区部全体の約3分の1)を 越える面積の森林を管理しています。 流域に占める割合は、東京都の水ガメ奥多摩湖上流の59パーセントにもなります。 なぜ東京都は、水道事業のための森林を管理するようになったのでしょうか? 水源林の歴史 明治の末期、東京府が多摩川上流域の土地を買い入れた最も大きな理由は、安定した水 道用水の確保でした。 江戸時代末期から明治の初期にかけて。水源地域の多くの森林は、焼き畑などを原因とす る山火事で失われてしまいました。 このため雨が降ると洪水が発生し、雨の降らない日が続くと。すぐに川は干上がってしまった のです。 玉川上水を経て水を確保していた東京府は、このような状況に危機感をもち、土地を買い入 れ、自ら森林の再生に乗り出したのです。 東京水源林は林野庁から、全国の中の代表的な水源の森林の一つとして、1995(平成7) 年、”水源の森百選”に認定されました。 * (水源地ふれあいのみち整備事業)・・・(源流のみち案内図)・・・(標識) ![]() ![]() ![]() |
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広い緩やかな道を登っていくと、次第に残雪が多くなってきました。 ![]() ![]() ![]() |
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8:52 |
広い草原のような場所になり、見晴らしはとても良く、分水嶺その先に笠取山が見えてきました。 少し下ると ”雁坂峠・雁峠” の分岐です。 その先に、標識(小さな分水嶺)があります。 * (雁坂峠・雁峠の分岐)・・・(小さな分水嶺へ) ![]() ![]() ![]() |
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![]() ![]() ![]() 小さな分水嶺 この小さな峰は、ちょうど3つの河川の分水嶺となっています。 峰の東側に降った雨は、関東平野の西部を潤す”荒川” となり、東京湾に注ぎ込みます。 西側に降った雨は、甲府盆地を南下した後、富士山の西側を通り抜け太平洋に注ぐ”富士 川”となります。 南側に降った雨は、東京水道水源林で磨かれ、奥多摩湖に貯えられたのち”多摩川”とな って都民のみなさんの生活用水として使用されます。 ほんの少し離れた位置に落ちたばかりに、雨水のゆくえは、東に西に、そして南へと向い、 それぞれの表情をもった河川として流れ下ることになります。 * (多摩川)・・・(荒川)・・・(富士川) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (全景は、パノラマでご覧ください) |
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* (笠取山方面へ)・・・(標識)・・・(水干方面へ) ![]() ![]() ![]() 笠取山に向って緩く登ると、目の前に笠取山が見えます。 一度下ると再び ”水干方面” の分岐です。 * (緩く登ります)・・・(目の前に笠取山が)・・・(水干方面へ) ![]() ![]() ![]() 笠取山は目の前に迫っています。 頂上まで一直線に登山道がつけられ、標高差100Mの道を登ります。 背の低いクマザサは刈られ、その中を登りながら、振り向くと山々が良く見えます。 頂上付近に近ずくにつれて、大きな岩がいくつも現れます。 ![]() ![]() ![]() |
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空気が澄んで良く晴れていると、富士山はじめ下記の山々が良く見えるのですが、霞んでいるの で近くの山だけで、残ながら富士山は見えませんでした。 ![]() ![]() ![]() |
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![]() ![]() 下記の山は見えます。 雁ヶ腹摺山・・黒川鶏冠山・・大菩薩嶺・・三ツ峠山・・王岳 倉掛山・・乾徳山・・北奥千丈岳・国師ヶ岳 (全景は、パノラマでご覧ください) |
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シャクナゲの中の岩ゴツの尾根を行きます。 ![]() ![]() ![]() |
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標識は”笠取山 1,953M 埼玉県”となっています。 しかし前回(2002.11.11)来た時は、”東京都”と書かれていました。 ここは東京都の土地なので書かれていたと思いますが・・・・。 その時は、南の展望が開け、富士山・大菩薩などが見えましたが、今日は木々が伸びてしまい残念 ながら山々が見えません。 ![]() ![]() (画像をクリックすると、大きくなります) |