等々力不動尊 (  とどろきふどうそん 東京都世田谷区  )

舞台上からのパノラマ
(1)山門→大師堂

(2)本堂→弁天堂
(3)神変窟→不動の滝

(4)稚児大師御影堂

 ● 等々力不動尊
     真言宗中興の祖である興教大師様が夢のお告げにより開かれた霊場です。
     興教大師様が信心する役之行者作の御不動様が夢に現れ、関東に結縁の地があると告げられます。
     御不動様を背負って関東に入ると夢と同じ渓谷があり、錫杖で岩をうがつと玲瓏と瀧が流れ出しました。
     そこに捧持の御不動様を安置した、というのが等々力不動尊の始まりです。
     現在の山門は、昔の満願寺山門を移築したものとなります。
     そこにはかつての満願寺の空気が流れています。
     等々力渓谷を擁しせせらぎのある境内には、四季折々に花が咲き、鳥が訪れ、春の桜や秋の紅葉の
     美しさは格別です。年間を通して様々な行事を開催しています。(等々力不動尊HPからおかりしました)

     (山門)・・(本堂)・・(大師堂)


                  



             

     (舞台)


                  



     (不動の滝)・・(稚児大師御影堂)


                    



   等々力渓谷(東京都指定名勝)  所在地/世田谷区等々力1丁目外  指定/平成11年3月3日
     等々力渓谷は、国分寺崖線(ハケ)の最南端に位置する開析谷で、都区内唯一の渓谷である。
     台地と谷との標高差は約10メートルあって、騒音も渓谷の中までは届かず、都区内とは思えないほどの
     鬱蒼とした樹林と渓谷美は、幽邃な景観を呈し、武蔵野の面影をよくしている。
     玉川全円耕地整理組合が、昭和5年から13年にかけて谷沢川の流路を整備し、小径を設けるまでは、
     不動の滝からゴルフ橋にいたる渓谷内は殆ど人の立ち入ることもなく、雉などの鳥類や、イタチ、キツネな
     どの小獣類、各種昆虫類の宝庫であった。
     等々力不動尊左手の石段下には、国分寺崖線の湧水である不動の滝があり、かつてはこの滝に打たれ
     て行をする修行僧が各地から訪れたと言われており、役の行者ゆかりの霊場と伝えられている。
     等々力渓谷保存会によって行われている蛍祭りは、清掃活動とともに地域に根ざした保存活動として成果
     をあげており、清流復活運動の先駆けとなった地域である。
     等々力渓谷は、東京都指定名勝「真姿の池湧水群」(国分寺市西元町)とともに国分寺崖線名勝群を形成
     する一つであり、東京を代表する自然地理的名勝として、植生学、地質学及び地形学上重要である。
                    平成11年9月  東京都教育委員会


                  



                  



  ● 案内コース

      (1) 山門−→参道−→お囃子小屋−→手水舎−→祠(青面金剛尊像)−→


                                            −→草木供養碑−→舞台−→大師堂


      (2) 本堂−→社務所−→手水舎−→分岐−→弁天堂−→地蔵堂


      (3) 滝の道−→祠(カエルの石造が安置)−→神変窟−→祠(不動明王)−→


                        −→茶屋「雪月花」−→お堂と稲荷社−→不動の滝・不動明王の石像


      (4) 利剣の橋−→一水盤−→稚児大師御影堂−→遊歩道を等々力駅方面へ


  ● アクセス
       電車の場合・・東急大井町線「等々力駅」下車 南へ徒歩8分

       徒歩の場合・・1 等々力駅改札を出たら南口方面へ進み、商店街通りへ出て左へ。
                2 緩やかな坂を登っていきます。
                3 交差点「等々不動尊前」を渡り直進しすると、まもなく山門に。



                      



                  ● 等々力不動尊HPを参考にし、アクセス図をお借りしました ●


                     ● 近くに 九品仏浄真寺・・・松蔭神社 があります ●


                             (画像をクリックすると大きくなります)


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