(1)山門→茶室/寒雲亭

                         

 (東慶寺HPからお借りしました)
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   ● 正門

                             


   ● 東慶寺ギャラリーショップ (東慶寺正門入って右手)
       営業時間/10:00〜17:00(冬期は10:00〜16:00)  定休日/月曜日(ただし祝日の場合は営業)

                          


   ● 夏目漱石参禅百年記念碑  平成6年11月9日 漱石忌建立
        漱石は明治27(1894)年末より翌年1月10日まで円覚寺内の帰源院(石段の真向かいの寺)に止宿
        し時の円覚寺管長釈宗演(1659〜1919)に参禅した。
        帰源院には当時帝大の哲学生鈴木貞太郎(後の大拙居士)も参禅中であった。
        この参禅の体験は「門」にくわしい。
        18年後の大正元年(1912)9月11日当時この東慶寺に遷住の宗演を再訪した。
        碑の上段の宗演の書簡と下段の漱石の文は、それを示す書簡の「鹿山に来山」とは瑞鹿山円覚
        寺に来山して参禅したということ。
        Zは満鉄総裁中是公「その に倣った」とは「連れション」のこと、ここが文学である。
        宗演は漱石来参の前年(1892)秋、シカゴの万国宗教大会に日本仏教代表として出席し禅を英語
        で説き、後に鈴木大拙渡米しZENが世界に知られるに至る。
        漱石のこの文中に宗演を「智識」と讃えるとおり、釈宗演は近代仏教界の高僧である。
        宗演の墓は、当山寺墓の奥に在る。

                  


   ● 階段を登り山門へ。
        山門
          大人が2人通れるほどの門ですが、門までの石段は女性たちを守る砦としての風格さえ醸して
          います。

                  


    * (受付)

                      


   ● 田村俊子記念碑
        記念碑は高さ90cmの自然石で作られ、表には自作の一文が刻まれ、裏には銅板の略歴がはめこ
        まれています。
        田村俊子は晩年中国に渡り、昭和20年4月16日上海北西川路上で急逝しました。
        旧友の湯浅芳子、山原鶴等が当山に墓を設け、昭和30年にこの文学碑を建てました。

   ● 鬱金桜(ウコンザクラ/うすみどりの花)・・・(鬱金桜は、多摩森林科学園で撮った画像です)
        山桜ろ改良してつくられた品種といわれ珍しいものといわれている
        当山では、この桜と右隣のボタン桜を女流作家田村俊子先生の文学賞を記念して俊子桜とよんで
        いる。

    * (田村俊子記念碑)・・・(鬱金桜)

                  


   ● 鐘楼
        梵鐘は観応元(1350)年の補陀落寺のもの。
        鐘楼天井の龍は色褪せていますが、 空駈ける様子が生き生きと描かれています。

                         


   ● 茶室「寒雲亭」
        昭和35(1960)年、堀越家の寄進で移築しました。
        「寒雲亭」は、もともと裏千家にあったもので、千宗旦筆の「寒雲」の扁額がかかっています。
        真行草の天井、櫛形の欄間のある名席も風霜には勝てず、平成6(1994)年に改修されました。

                  


   ● 四賀光子歌碑
        四賀光子が詠んだ覚山尼讃歌の歌碑です。
           「流らふる大悲の海によばふこゑ 時をへだててなほたしかなり」

                                 


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                                ● (入口へ) ●

 

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