(1)山門→茶室/寒雲亭 |
(2)本堂→松ヶ岡宝蔵 |
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● 東慶寺 (大本山円覚寺百観音霊場第7番札所 東国花の寺百ヶ寺) 宗派 臨済宗円覚寺派 山号寺号 松岡山東慶総持禅寺(しょうこうざんとうけいそうじぜんじ) 建立 弘安8年(1285) 開山 覚山志道尼(かくざんしどうに) 開基 北条貞時(ほうじょうさだとき) 鎌倉幕府の第八代執権北条時宗の夫人・覚山志道尼が開創。 夫から離縁状をもらわない限り、妻からは別れることができなかった 時代に、駆け込めば離縁できる女人救済の寺として、開山以来、六百年近く縁切りの寺法を引 き継いできました。 後醍醐天皇の皇女・用堂尼の入寺以後は、松岡御所と称され寺格の高い尼寺として名を馳せ るようになり、室町時代には鎌倉尼五山第二位に列せられていました。 明治時代になると寺法に終わりを告げ、釈宗演禅師(しゃくそうえんぜんじ)を中興開山とする臨 済宗円覚寺派の禅寺となりました。 境内にはウメやハナショウブ、アジサイなど様々な花が植えられ四季を通じて楽しめます。 学者や作家の墓が多いことでも有名で、鈴木大拙(すずきだいせつ)、西田幾多郎(にしだきたろ う)、岩波茂雄、和辻哲郎(わつじてつろう)、安倍能成(あべよししげ)、高見順、小林秀雄らの墓 があります。 ● 文学案内板 東慶寺 東慶寺は、文学に大変ゆかりの深い寺で、江戸時代より紀行文や川柳に描かれ、明治以後は 小説、短歌、俳句など、多数の文学作品に描かれています。 また、境内や墓地には文学碑や文人の墓が多いことでも知られていますが、この案内板では、 寺内の文学関係碑と文人などの墓を紹介しました。 ●文学関係碑(五十音順) 朝比奈宗源漢詩碑・太田水穂歌碑・三枝博音句碑・四賀光子歌碑・釈宗演と佐佐木信綱歌碑 ・高見順詩碑・田島絹亮句碑・田島房子歌碑・田村俊子記念碑・徳富蘇峰漢詩碑・中村汀女句 碑・野田大塊句碑・眞杉静枝墓背誌・松下隆章句碑 ●文人の墓(「現代日本文学大辞典」明治書院 収録者) 安倍能成(哲学者)・岩波茂雄(岩波書店創業)・太田水穂(歌人)・川田順ささきふさ(小説家)・佐 佐木茂索(小説家)・四賀光子(歌人)・神西清(小説家・翻訳家)・鈴木大拙(仏教学者)・高見順( 小説家)・田村俊子(小説家)・西田幾多郎(哲学者)・野上豊一郎(英文学者)・野上弥生子(小説 家)・眞杉静枝(小説家)・和辻哲郎(哲学者) 尚、詳細は鎌倉文学館(鎌倉市長谷1-5-3 電話23-3911)にご照会ください。 ● 案内コース (1) 正門−→東慶寺ギャラリーショップ−→夏目漱石参禅百年記念碑−→山門−→ −→田村俊子記念碑−→鬱金桜−→鐘楼−→茶室「寒雲亭」−→四賀光子歌碑 (2) 植村宗光師慰霊塔−→本堂−→書院/非公開−→金仏−→白蓮舎−→ −→さざえ石−→松ヶ岡宝蔵−→安宅弥吉翁頌徳碑−→墓苑方面 ● 拝観時間 8:30〜17:00 冬期(11〜2月) 8:30〜16:00 ● 拝観料 大人・・200円 小人・・100円 ● アクセス 電車の場合 東京/横浜より・・JR横須賀線「北鎌倉駅」 下車徒歩4分 JR東海道線・湘南新宿ライン利用の場合 「大船駅」にてJR横須賀線に乗り換え。 車の場合 横浜・横須賀道路「朝比奈インター」をおり20分 駐車場は有料・無料を含めてありません。 また周辺の道路も駐車禁止になっています。 北鎌倉駅近くにあるコインパーキングを利用。 近くに 円覚寺・・建長寺・・明月院・・円応寺・・鶴岡八幡宮・・安国論寺・・浄妙寺・・杉本寺 長谷寺・・鎌倉大仏殿・・源頼朝の墓・・光明寺・・報国寺 があります。 (東慶寺HPを参考にしました) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |