好文亭 ( こうぶんてい 茨城県水戸市 )
(1梅桜橋→吐玉泉

楽寿楼からのパノラマ
(2) 好文亭 1
(3) 好文亭 2
(4) 好文亭 3
(5) 好文亭 4
(6) 好文亭 5
(7)芝前門→南門

   ● 好文亭(こうぶんてい)  偕楽園の中に建っています。
        好文亭は、水戸藩第九代藩主徳川斉昭(烈公)が詩歌・管弦の催しなどをして領内の人々と共に心
        身の休養をはかるために天保13年(1842年)に建てたものです。
        好文というのは梅の異名で、「学問に親しめば梅が開き、学問を廃すれば梅の花が開かなかった」
        という中国の故事にもとづいて名付けられました。
        建物は木造2層3階建ての好文亭本体と北につながる奥御殿(平屋造り)からなり、全体を総称して
        好文亭と呼んでいます。
        斉昭はその位置から建築意匠まで自ら定めたといわれています。
        奥御殿を設けた理由は、万一城中に出火などあった場合の立ち退き場所として備えられたためと、
        当時藩内では管弦など禁制であったので城中の婦人達のため遊息の場所としたという配慮があっ
        たようです。
        昭和20年(1945年)8月2日未明の空襲で全焼しましたが、昭和30年(1955年)から3年をかけて復元
        されました。
        昭和44年(1969年)9月落雷により奥御殿と橋廊下は焼失しましたが、昭和47年(1972年)2月に復元
        されました。
        平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災では壁の崩落など大きな被害を受け閉館を余儀なくさ
        れましたが、平成24年(2012年)2月に復旧しました。


                      


    * 楽寿楼(らくじゅろう)

             


   



      



    * 好文亭の二人の画家
         奥御殿の襖絵は東京芸術大学で教鞭を執った日本画家の須田きょう中と田中青坪によって描
         かれました。

          (須田きょう中・・紅葉の間)

              


          (田中青坪・・菊の間)

            


          (田中青坪・・桃の間)

                


   ● 偕楽園  
        金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつです。
        天保13年(1842年)に水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園されました。
        斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い、「偕楽園」
        をつくりました。
        園内には約100品種・3,000本の梅が植えられ、早春には観梅客でにぎわいます。


     ● 案内コース
         (1) 桜山第二駐車場−→梅桜橋−→休憩所→吐玉泉−→太郎杉−→次郎杉

         (2) 中門ー芝前門−→日本遺産碑−→烈公梅−→料金所−→

                                        −→井戸−→路地門−→待合−→何陋庵

         (3) 好文亭(入口)−→羽衣の松−→

                       −→説明文(好文亭奥座敷襖絵修理事業)−→好文亭の二人の画家

         (4) 菊の間(正面)−→桃の間(正面)−→つつじの間(正面)−→廊下−→

             −→紅葉の間(右側)−→廊下−→松の間(反対側)−→廊下−→松の間(正面)−→

              −→紅葉の間(正面)−→竹の間(正面)−→梅の間(正面)−→清の間(正面)−→

                   −→雨戸金具−→入側−→廊下−→竹の間(裏側)−→萩の間(正面)−→

                                   −→桜の間(正面)−→廊下−→つつじの間(右側)

         (5) 太鼓橋廊下−→華燈台口−→東塗縁−→厠−→藩主の間−→

                                  −→履脱石−→扁額−→西広縁−→対古軒−→厠

         (6) 3階へ−→武者控室−→お茶坊主の控え室/配膳室−→配膳用昇降機−→楽寿楼

                               1階へ−→お膳運搬装置−→柿葺(こけらぶき)屋根模型

         (7) 芝前門−→青莪遺徳碑−→偕楽園記碑−→井戸−→

                                      −→くぬぎ門−→正岡子規の句碑−→南門

         **************************************

     ● 開館日
           12月29日〜31日を除く毎日開館
       開館時間
          2月20日〜9月30日:9:00〜17:00  10月1日〜2月19日:9:00〜16:30
       入館料
          一般:大人200円、小人100円  団体(20人以上):大人150円、小人80円
               満70歳以上の方は入館料が100円となります。


     ● アクセス
        *電車の場合
            JR常磐線 水戸駅 水戸駅北口偕楽園行きバスで約20分

        *バスの場合
            水戸駅北口 4番乗り場  (茨城交通)
              行先 偕楽園方面
              下車 好文亭表門→表門まで徒歩約5分  偕楽園東門→東門まで徒歩約3分
                  偕楽園・常磐神社前→東門まで徒歩約3分
            水戸駅北口 6番乗り場  (関東鉄道)
              行先 千波・県庁方面
              下車 偕楽園(終点)→東門まで徒歩約5分  千波湖→東門まで徒歩約10分

        *車の場合
            常磐自動車道 水戸I.Cより約20分
           北関東自動車道 茨城町東I.Cより約20分
           北関東自動車道 水戸南I.Cより約20分

        *駐車場
           無料駐車場(梅まつり期間内は有料)
              1 偕楽園・桜山第一駐車場   2 偕楽園・桜山第二駐車場
              3 偕楽園・桜山第三駐車場   4 桜川駐車場   5 好文亭表門駐車場
                  問い合わせ先:偕楽園公園センター(029-244-5454)
           有料駐車場
              6 千波湖西駐車場   問い合わせ先TEL:029-241-1251
              7 偕楽園下駐車場   問い合わせ先TEL:029-233-0238
              8 常磐神社駐車場    問い合わせ先TEL:029-226-0560



              



                   (偕楽園HPを参考にし、駐車場地図をお借りしました)



                         (画像をクリックすると、大きくなります)


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