(2)通用門〜傘松閣 |
(4)法堂〜大光明蔵 |
(6)松平公廟所〜山門 (7)鐘楼〜聖宝閣 |
● 永平寺 今から約750年前の寛元2年(1244)道元禅師によって開創された座禅修業の道場です。 境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの建物が並んでいます。 永平寺の開祖道元禅師は正治2年(1200)京都に生まれ、14歳の時比叡山で出家し、24歳の春 中国に渡り天童山の如浄禅師について厳しい修行をされて、お釈迦様から伝わった「座禅」という正 しい仏の教えを受け継がれて日本に帰られました。 初め京都に道場を作りましたが、寛元元年(1243)、波多野義重公の要請もあり、越前国(福井県) に移られ「永平寺」を開かれました。 現在は曹洞宗の大本山として、僧侶の育成と壇信徒の信仰の源となっています。 七堂伽藍をはじめ大小70棟余りの堂閣が回廊で結ばれており、日本一の巨刹といえます。 ● 七堂伽藍(しちどうがらん) 寺院の建物ことを一般に伽藍と呼びます。 これは僧侶が修行をする清浄な場所という意味があります。 なかでも特に七つのお堂は、日常の修行に欠かすことの出来ない重要な建物です。 山門(さんもん)、仏殿(ぶつでん)、法堂(はっとう)、僧堂(そうどう)、庫院(くいん)、 浴室(よくしつ)、東司(とうす) 特に僧堂、東司、浴室は三黙道場といって一切の私語は禁止されています。 (残念ながら東司は撮ってありません) * (山門)・・・(仏殿)・・・(法堂) * (僧堂)・・・(庫院)・・・(浴室) ● 雲水の生活 座禅・・・・座禅は修行の根本です。 背筋を伸ばして姿勢を正し、静かに息を整えて座れば、心も自ずから正しくなり、み仏の 徳がそなわります。 朝課・・・・朝の座禅が終ると、法堂で朝課(朝の読経)が始まります。 東の空がほんのりと白みがかった頃、修行僧の一糸乱れぬ読経の声が1時間あまり永 平寺の山内に響き渡り、参拝の皆様も共に心が清浄になる厳かな一時です。 行鉢・・・・行鉢とは正式な作法に則り食事を頂くことです。 永平寺の食事はいわゆる精進料理といわれる菜食で食事も大切な修行となっています。 作務・・・・掃除などの労働や作業 永平寺の修行の中心は座禅ですが、座禅だけが修行の全てではありません。 座禅の精神を日常生活に展開していくことこそが大切なのです。 毎日行われる回廊掃除などの作務はいわば「動の座禅」と言えるものです。 ************************************** ● 見学コース (1)永平寺門前−→正門(龍門)−→通用門手前 (2)通用前−→吉祥閣−→傘松閣 (3)僧堂−→承陽殿−→弧雲閣 (4)法堂−→妙高台−→大光明蔵 (5)瑞雲閣−→大庫院−→仏殿 (6)松平公廟所−→浴室−→中雀門−→山門 (7)鐘楼−→大祠堂殿−→納経塔−→大講堂(吉祥閣)−→聖宝閣 ● 拝観時間 ・・4:00〜17:00 (季節によって変動あり。無休) 拝観料・・・・大人 500円、小・中学生 200円 駐車場・ コインパーキング(永平寺正門前)・・1日500円 町営駐車場(第1〜第3) ・・・ 乗用車・自動二輪 1日400円 ※参道のお土産屋にも駐車することができます。(有料、400円〜500円) --------------------------------------------------------------------- ● アクセス *車を利用 東京から・・・東名高速→名神高速→北陸道(福井北I.C.) 約6時間40分 大阪から・・・名神高速→北陸道(福井北I.C.) 約2時間40分 名古屋から・名神高速→北陸道(福井北I.C.) 約2時間15分 *JRを利用 東京から・・・新幹線・特急(米原経由)→福井駅 約3時間30分 大阪から・・・特急(湖西線)→福井駅 約1時間50分 名古屋から・特急→福井駅 約2時間 JR福井駅から永平寺町へ向かうには えちぜん鉄道福井駅から永平寺口駅へ、京福バスに乗り換え永平寺へ 京福バス永平寺線(急行)を利用。 *高速バスを利用 東京から・・・東京駅八重洲南口→福井駅東口 約8時間10分 名古屋から・名古屋駅→福井駅東口 約2時間30分 *飛行機を利用 東京から・・羽田空港→小松空港→(連絡バス)→福井駅東口 約2時間15分 * (右画像/「永平寺町」のHPよりお借りしました) (画像をクリックすると、大きくなります) (「禅の里永平寺へようこそ」と「永平寺町」のHPを参考にしました) ● (ホームへ) ● |