久能山東照宮 ( くのうざんとうしょうぐう 静岡県静岡市 )
(1)日本平ロープウェイ(日本平駅→久能山駅) (3)唐門→神楽殿→神庫→日枝神社
(5)神廟
(2)桜門→手水鉢→神厩→鼓楼→神饌所 (4)社殿(本殿・石ノ間・拝殿) (6)博物館→勘助井戸→門衛所→一ノ門→表参道石段

                       ● 表参道石段からのパノラマ ●
  ● 久能山東照宮
       久能山には、推古天皇のころ(592〜628年)、久能忠仁が建立したと伝えられた久能寺があった。
       静岡茶の始祖といわれる聖一国師がここで修行し、また多くの名僧が往来し隆盛をきわめた。
       下って永禄11年(1568年)、駿府へ進出した武田信玄は、久能寺を現在の鉄舟寺に移し、この要害の地に
       久能城を築いたが、武田氏の滅亡とともに徳川氏の領有するところとなった。
       徳川家康は、大御所として駿府に在城当時「久能城は駿府城の本丸と思う」と、久能山の重要性を説いた
       といわれる。
       薨去後、その遺言によりここに葬られた。
       二代将軍秀忠によって社殿が造営された、我が国最初の東照宮である。
       権現造りの総漆塗り極彩色の社殿は、江戸時代を表する大工棟梁、中井大和守正清(なかいやまとのかみ
       まさきよ)の手によって造営され、本殿・石の間・拝殿が国宝に指定されている。
       彫刻、模様組物等は桃山時代の文化の面影を残しながら、江戸初期の特徴を伝えている。
       そのほか、神庫、神楽殿、 鼓楼等の建物も重要文化財に指定されている。  静岡市

                        


                    


                            


  ● 案内コース
       (1) 日本平ロープウェイ(日本平駅−→久能山駅)

       (2) 桜門−→東照公御遺訓−→家康公御手形−−→稲荷神社・厳島神社−→家康梅−→萬年青献上

             −→手水鉢−→神厩鼓楼−→柳生家の家訓−→五重塔跡−→神饌所−→八房梅−→実割梅

       (3) 唐門−→神楽殿−→神庫−→日枝神社

       (4) 社殿(本殿・石ノ間・拝殿)

       (5) 神廟

       (6) 博物館−→旧宝物館・勘助井戸−→門衛所−→一ノ門−→表参道石段


  ● 拝観料(大人は高校生以上、小人は小・中学生) ● 拝観時間(年中無休)
             社 殿   博物館   共 通           4月1日〜9月30日  午前9時〜午後5時
        大人  500円   400円   800円          10月1日〜3月31日 午前9時〜午後4時
        小人  200円   150円   300円

  ● 史跡 久能山
      1指定年月日  昭和34年6月17日
      1指定理由
          久能山はおよそ7世紀の頃に開かれ久能忠仁の建立した久能寺、武田信玄の築城した久能山城、徳
          川二代将軍秀忠公の創建した東照宮とその時代時代の歴史の変遷の跡を見ることが出来る。
      1久能寺
          久能山縁起によれば7世紀の頃に秦氏の久能忠仁が一寺を建て、補陀落山久能寺とし、久能山と称し
          たと伝えられる。
          その後平安時代から鎌倉時代にかけて隆昌を極めたが、山麓の失火により山内の殆どの坊等が焼失
          した。
          今川時代には相当復興した。
      1久能寺山城
          永禄11年(1568)12月武田信玄は、当山が要害の地である事を知って寺院を清水北矢部に移し、城砦
          を築いて久能山城と称した。
          天正10年(1582)武田氏が滅亡したことで徳川氏の所有となった。
          山上の勘助井戸、愛宕の曲輪等は当時を物語るものである。
      1東照宮
          徳川家康公は、生前久能山城を駿府要害の地なりとして重要視し、且つ風光を愛せられた。
          元和2年(1616)4月17日家康公が、駿府(静岡)に歿するときの遺言により、この地に埋葬され二代将軍
          秀忠公は、壮麗な権現造りの社殿を造営した。
          これが現在の東照宮で、14棟が国宝・重要文化財に指定される。

                         

  ● 日本平ロープウェイ
      日本観光地百選で1位に選ばれたこともある名勝「日本平」の山頂と徳川家康ゆかりの史跡「久能山東照宮」
      を5分間で結んでいる索道です。
      ゴンドラから四季折々姿を変える屏風谷、駿河湾から遠く伊豆半島、御前崎を望みながら全長1065mの空中
      遊覧を楽しめます。

                    


          ロープウェイ料金
            *一般運賃
               大人   往復 1,000円  片道 550円
               小人(4〜12才) 往復 500円  片道 280円
            *ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入館券  3点セット券
               大人 (高校生以上) ・1650円 中学生・1200円 小学生・750円


                      ●● 近くに「日本平」があります ●●


                         


   ● アクセス
       久能山東照宮には、自動車の直接乗り入れが出来ません。
       「日本平ロープウェイ利用」と「久能山下からの徒歩ルート」があります。
          *日本平ロープウェイ利用
             車の場合
               東名清水I.C.より清水日本平パークウェイ経由で約30分
               東名静岡I.C.より静岡日本平パークウェイ経由で約30分
             バスの場合
               JR静岡駅11番バス停より「しずてつジャストラインバス」
               「日本平ロープウェイ行き」にて終点「日本平ロープウェイ」下車 約40分
            タクシーの場合
               JR静岡駅より約30分  JR清水駅より約25分  JR東静岡駅より約15分
         *久能山下からの徒歩ルート
            車の場合
               東名静岡・清水インターより交差点「久能山下」(約40分)
                  駐車場は久能山下周辺の民間駐車場を利用
               山下からは石段(1159段)登ります(約20分)
            バスの場合
               JR静岡駅より、しずてつジャストライン「東大谷行き」にて終点「東大谷」下車(約40分)
               東大谷バス停で「久能山下行き」のバスに乗り換え、終点「久能山下」で下車(約15分)
               ※ 日に2本、静岡駅から直通バス「久能山下行き」で (約50分)
               ※ 日に数本、JR清水駅から静岡鉄道バス「久能山下行き」で (約40分)
               山下からは石段(1159段)登ります(約20分)


               (久能山東照宮・日本平ロープウェイのHPを参考にしました)


             (別途、上野東照宮日光東照宮広島東照宮を記載してあります)


                       (画像をクリックすると、大きくなります)


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