(1)根本中堂→清和天皇御宝塔 (2)日枝神社 |
(4)山門→姥堂→せみ塚→弥陀洞 (5)仁王門→山内支院 |
(7)開山堂→五大堂 (8)抜苦門→本坊 |
● 山寺立石寺(りっしゃくじ)と根本中堂(こんぽんちゅうどう) 山寺は正しくは、宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願に よって、慈覚大師が開いた天台宗のお山である。 慈覚大師は辺境の東北各地に多くの寺院を建立したが、立石寺の創建には特に力を入れ、明る く正しい人間を養成する道場を確立し、鎌倉時代には、東北仏教界の中核をなして、山上山下三 百余の寺坊に一千余名の修行者が居住、盛況を極めた。 戦国時代、山内が兵火をあびて一時衰退したが、江戸時代には、御朱印二千八百石を賜って再 び隆盛を見、宗教文化の殿堂を築きあげた。 現在の立石寺は、境内三十五万坪(百十五万五千平方米)の自然の岩山に、四十余の堂塔を配し 平安初期以来の山岳仏教の歴史を物語る、日本を代表する霊場である。 正面の大きな建物は、国指定重要文化財の根本中堂である。 延文元年(1356)初代山形城主・斯波兼頼(しばかねより)が再建した、入母屋造・五間四面の建物 で、ブナ材の建築物では日本最古といわれ、天台宗仏教道場の形式がよく保存されている。 堂内には、慈覚大師作と伝える本尊の木造薬師如来坐像をはじめ文殊菩薩、毘沙門天などが安 置され、伝教大師が中国から比叡山に移した灯を立石寺に分けたものが、今日も不滅の法灯とし て輝いている。 織田信長の焼打で延暦寺を再建したときには逆に立石寺から分けたという、不滅の法灯を堂内で 拝することができる。 あきらけく のちのほとけのみよまでも ひかりつたえよ のりのともしび * (根元中堂)・・・(奥の院) ● 案内コース (1) 登山口−→根本中堂−→手洗い水−→ティーデマン先生記念碑−→ −→橋殿−→芭蕉句碑−→清和天皇御宝塔−→水子供養地蔵尊 (2) 日枝神社鳥居−→芭蕉と手水盤−→ −→東宮(大正天皇)行啓記念碑/貞明皇后記念碑−→社務所−→ −→山寺の大イチョウ−→日枝神社−→亀の甲石−→ −→御神輿殿−→御朱印所−→こけし塚 (3) 芭蕉像と弟子の曽良の像−→宝物殿−→夫婦杉 めおと地蔵尊−→ −→真っ白い仏/万物供養阿弥陀如来−→念仏堂−→鐘楼 (4) 登山口−→山門−→姥堂−→笠岩−→修行者の参道/四寸道−→せみ塚→弥陀洞 (5) 仁王門−→観明院−→性相院−→金乗院−→ −→山頂売店−→中性院−→最上義光公御霊屋 (6) 金灯篭−→奥之院−→大仏殿−→鐘楼−→納骨堂−→ −→一切経蔵−→三重小塔−→華蔵院−→修行の岩場・胎内堂−→ −→大正天皇東宮時山寺行啓行在所−→帝釈天堂 (7) 開山堂−→納経堂−→五大堂 (8) 寺務所−→草木供養−→歌碑/山口素堂−→ −→抜苦門−→十六羅漢那伽犀那尊者−→本坊 ● アクセス(山寺駅まで) 山形駅・・・自動車で30分 JR仙山線で20分 山形空港・自動車で30分 天童温泉・・自動車で15分 酒田市・・自動車で2時間30分 鶴岡市・・・自動車で2時間(山形横断自動車道利用) 上山温泉・・自動車で40分 米沢市・・・自動車で1時間30分 蔵王温泉・・自動車で60分 仙台市・・・自動車で1時間30分 JR仙山線で50分 (山寺観光協会HPを参考にし、マップをお借りしました) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |