本堂手前からのパノラマ |
(1)白衣辨財天→毘沙門天 |
(2)本堂→鐘楼 |
豊臣秀吉の側室淀殿(よどどの)が父の浅井長政の追善のため、文禄3年(1594)に政伯法印(せい はくほういん/長政の従弟)を開山として建立した寺で、長政の法号「養源院」を寺号とした。 建立後、間もなく火災に遭ったため、元和7年(1621)に淀殿の妹で徳川秀忠夫人の崇源院が伏見 城の遺構を移して本堂を再建し、以来、徳川家の菩提所となり、歴代将軍の位牌を祀っている。 本堂の廊下の上の天井は、関ヶ原の合戦前、家康の命を受けて伏見城を死守した鳥居元忠以下 の武士が自刃した時の廊下の板を天井に上げ、その霊を弔ったもので俗に血天井として知られて いる。 本堂の杉戸及び襖の絵(ともに重要文化財)は俵屋宗達(たわらやそうたつ)の筆によるもので、杉 戸には唐獅子、白象、麒麟等の珍しい行動が描かれており、奇抜で新鮮味にあふれ、中学・高校 の美術の教科書にも用いられている。 ● 案内コース (1) 山門−→白衣辨財天(右側)−→井戸(左側)−→北門(左側)−→ −→参道−→毘沙門天(左側)−→石碑(左側) (2) 本堂−→水舎−→鳥居(白鷹龍神・白玉明神・赤桃明神)−→ −→ヤマモモ−→宝篋印塔−→鐘楼(右側)−→地蔵尊 ************************************** ● 拝観時間 9:00〜16:00 ● 休日・休館 12月31日 1月・5月・9月の各21日午後 ● 料金 中学生以上/500円 小人/300円 ● アクセス 電車の場合 JR京都駅から市バスで10分 京阪電車 七条下車 徒歩7分 (別途、渉成園・・東本願寺・・西本願寺・・二条城・・三十三間堂・・妙法院門跡 ・・東福寺・・東寺・・智積院・・成相寺・・智恩寺・・天橋立・・笠松公園 を載せてあります) (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |