天守付近からのパノラマ |
(2)護国神社 (3)子の櫓跡→丑寅櫓 |
(5)弘前城天守 (6)辰巳櫓→東内門 |
● 城前城 津軽を統一を成し遂げた津軽為信によって慶長8年(1603)に計画され二代藩主信枚が慶長15年 (1610)に着手し、翌16年に完成しました。 以後弘前城は、津軽氏の居城として廃藩に至るまでの260年間、津軽藩政の中心地でした。 最初の天守は五層で本丸西南隅に構築されていたが、建城から16年後の寛永4年(1627)に落雷 により焼失し、現在の天守は、江戸時代末期の文化7年(1810)九代藩主寧親により、本丸辰巳櫓 を解体新造したものです。 建築年代は新しいが、濠側の東・南両面には鉄扉窓をつけず、矢狭間だけとし、一二層にはその 中央に張りをつけ切妻破風、石落としを設けるなど古形式になっています。 江戸時代に建築され、現存する天守としては、東北地方唯一のものであり、小規模ですが全国の 城郭天守の中でも代表的なものです。 明治28年(1895)に、弘前公園として開放され、昭和27年(1952)には、史跡に指定されています。 明治末期ごろから市民による桜の寄贈が盛んになり、現在はソメイヨシノやシダレザクラ、八重桜 など約2,600本余りの桜が春になると園内を埋め尽くします。 春の「弘前さくらまつり」、秋には「弘前城菊と紅葉まつり」、冬には「弘前城雪燈籠まつり」と四季 の祭りが行われます。 * (パンフレットより) (左/雪燈籠まつり/2月上旬)・・・(中/さくらまつり/4月23日〜5月5日) (右/菊と紅葉まつり/10月中旬〜11月上旬) ● 昭和4年3月国宝保存法が施行されてから昭和20年までに、全国で22城が国宝に指定されました。 しかし第二次世界大戦で名古屋城、大垣城、和歌山城、岡山城、福山城、広島城の6城は天守を失い、 松前城は火災を受けました。 現在文化財保護法による国宝や重要文化財の天守は、わずか12城です。 「国宝」 松本城・・犬山城・・彦根城・・姫路城 「重要文化財」 弘前城・・丸岡城・松江城・・備中松山城・・丸亀城・・松山城・・宇和島城・・高知城 ● 案内コース (1) 亀甲橋→北門 (2) 護国神社 (3) 一陽橋−→春陽橋−→波祢橋−→西口券売所−→北の郭−→ −→武徳殿休憩所−→籾蔵跡−→子の櫓跡−→東口券売所−→丑寅櫓 (4) 鷹丘橋−→名木/シダレザクラ−→本丸戌亥櫓跡−→名木/ウラジロモミ−→ −→鷹揚園記碑−→御金蔵跡−→御日記蔵跡−→本丸未申櫓跡 (5) 弘前城天守 (6) 名木/弘前枝垂れ−→名木/御滝桜−→名木/鶴の松(アイグロマツ)−→亀石−→ −→南口券売所−→武者屯御門跡−→下乗橋−→名木/二の丸大シダレ−→ −→辰巳櫓−→東内門−→−→名木/カスミザクラ−→名木/ソメイヨシノ−→ −→与力番所−→−→玉鹿石−→二宮尊徳像−→丑寅櫓 ● 料金所(本丸・北の郭) 個人・・・大人/310円 子供(小・中学生)/100円 通年・・・大人/1,020円 子供(小・中学生)/300円 ● 有料期間及び時間 4月1日〜11月23日まで 午前9時〜午後5時まで 但し4月23日〜5月5日まで 午前7時〜午後9時まで ● アクセス(弘前公園まで) 車・・・東北自動車道「大鰐弘前IC」より国道 、国道7号線にて30分 駐車場・・・市立観光館/文化センター/津軽藩ねぷた村/弘前市役所 バス・JR弘前駅から約15分 駒越経由藤代営業所行き−→市役所前公園入口下車 浜の町経由藤代営業所行き−→文化センター前下車 中央高校前下車 100円循環バス 文化センター前、陸奥新報前、市役所前のいずれかで下車 (弘前公園総合情報のHPを参考にしました) 近くに 八甲田ゴードライン・・岩木山・・白神十二湖・・三内丸山遺跡 があります。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (ホームへ) ● |